今更ウマ娘映画化を知ったので2001年クラシック世代を語る~その⑪~ジャパンC&有馬記念

まあ、ここが一番の見せ場になるんだろう…と思うんですよ。
ウマ娘の映画に関しては。

ということでジャパンカップ


1番人気は王者テイエムオペラオー
しかし「勝者のいない京都大賞典」を経て天皇賞秋は変t…アグネスデジタルにやられ2着。
陰りが見え始めたのかというところ。

そして2番人気はジャングルポケット
しかし、札幌記念2着と菊花賞4着ということで、ダービー以降の結果が振るわないがどうか?
その結果があってか、悲しいことですが鞍上が角田騎手からペリエ騎手に変更していました。

3番人気にメイショウドトウ、以下ステイゴールドナリタトップロードと続きます。

海外馬は今回完全にお客さん。


さてレースは、
直線に向いて真っ先に抜け出しにかかるテイエムオペラオー
内からのメイショウドトウはイマイチ伸びが良くない。
外から伸びるのはステイゴールド
連れてその外からジャングルポケット

残り200mで2馬身ほど抜け出すオペラオー
脚色からジャンポケ以外の馬は圏外に。


最後の一騎打ち!


内オペラオー
外ジャンポケ


ジャンポケが並びかけて…

クビ差でたところがゴール!!



前2頭は最後外から3着まで追い上げたトップロードとは3馬身半離れており、完全に最強をかけた二頭のマッチレースという様子でした。


いやー改めて見ると、オペラオー強かったわw
仕掛けやや早そうに見えたけど、本当に最後ギリギリまで粘ってた。


一つ上の世代が不甲斐ないばかりに
世代交代が焦点となっていたレースですが、見事に世代交代を成し遂げたといえるジャンポケの勝ちっぷりでした。



ジャンポケとの激走を繰り広げたオペラオーですが、ドトウと仲良く年内を最後に引退と言われており、年末の有馬記念へ。
尚、ジャンポケは休養。


また、この秋競馬で元気だったステイゴールドも年内引退を表明。

暮れの有馬記念に…ではなく、なんと中1週で香港国際競走香港ヴァーズへ出走!
これが引退レースとのこと。

G1で2着になることが多くシルバーコレクターと言われ続け、
初の重賞制覇の時に大歓声を浴び、
ドバイで当時の世界チャンピオンに土を付けてきて
勝者のいない京都大賞典で1位入選失格になり
前走はジャパンカップ4着
そんなステイゴールドがG1タイトルを望んで最後に選んだのは海外!
走りも走った50戦目!

まだステイゴールド香港ヴァーズを見ていないよという方は、それらの前情報をしっかり持ってから見てください。
最後の直線、それらを踏まえて見るとヤヴァイです(語彙崩壊)

権利さえ得られれば、この馬こそウマ娘映えすると思ってます(笑)


有馬出走馬としては、ジャパンカップ3着だったナリタトップロードも出走(こっちは現役続行)。

最後の最後、オペラオーは優秀の美を飾れるか!?
ドトウが再度巻き返すのか!?
オペラオーにやられっぱなしのトップロード最後の巻き返しは!?

…の、ようなことがささやかれる有馬記念でした。


人気は負けて強しだったオペラオーが1倍台、ドトウがそれに続き、マンハッタンカフェはトップロードと並んで3、4番人気。


ステイヤーズS惨敗したマイネルデスポットのせいではないですが、正直なところ菊花賞の結果は半信半疑で捉えられていたと思います。

ジャパンカップのジャンポケ(ペリエ騎乗も含みますが)人気と、有馬記念のマンカフェ人気の分かれ方がそれを物語っていたでしょう。


レースは出遅れたホットシークレットに代わり、トゥザヴィクトリーが逃げる展開。
トゥザヴィクトリーと言えばギャロップレーサートゥザヴィクトリーのドバイ勝てってクエストがレギュラーメンバー抑えつつキャプテンスティーヴ抑えるのがキツくてキツくて…
続いてアメリカンボスセントライト以来の中山巧者シンコウカリド
後ろは後ろでけん制し合った結果、レースは道中緩いラップタイムに。
直線手前ではダンゴ状態になるものの、直線に向いても前は息が入ったトゥザヴィクトリーが抜け出しアメリカンボスが追いすがる展開のまま。

後続の脚色が怪しい中、外から一頭!


マンハッタンカフェ!!


菊花賞同様、前が気持ちよく粘って後ろと脚色が一緒になっている中、一頭だけ追いすがる切れ味。
これがマンハッタンカフェの持ち味だったと思います。

ゴール直後に蛯名騎手が「強い!強いよ!」と言ってようですみたいなのがテレビで聞こえたような覚えがあります。

2着はアメリカンボスが入り、某事件にかけて馬券的に有名になったのですがここでは割愛。
3着は粘りに粘ったトゥザヴィクトリー
以後、4着ドトウに5着オペラオーで、最後はドトウが先着できましたというお話。


さて、クロフネのダートの方は別格として、この古馬G1の2戦でこの年の3歳馬のレベルは疑いようがないものになりました。

そんな彼らは翌年以降どのような活躍をしたのか…?


ということで、次回最終回!


と言っても、翌年以降の内容をサラッと紹介して終わります。